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幼稚園に行きたくないと言われたら…

今日は幼稚園に行きたくない 休んでいい?と子どもに言われたら…

親御さんも 園の先生も 【行くか/行かないか】という行動そのものについて焦点をあててしまい どっちにしようかと考え込んでしまいます

子どもには園に行ってほしい 誰でもそう願っています

なんとか園に行かせたいが 子どもの気持ちをちゃんと考えてあげていないのでは?と葛藤が始まります

親も先生も 立場が違うだけで おそらく同じように考えています

ここで見逃しがちなことがあります

行きたくないと言っている子ども本人も 実は行きたいと思っています

行きたい気持ちがあるけれど なにか心の中がもやもやして つらくて苦しいから行けないでいるのです

子ども本人も葛藤しています

幼稚園を休んでいい?という言葉の底にある子どものメッセージをくむこと

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行くべきか休むべきか みんなが同じようにもがいている
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行くべきか休むべきか 親御さんの立場からすると「休ませる」ですが 子どもの心も同じ土俵で考えるため このように表記しています

行くべきか休むべきか このことを考えているときは 登園する/しない という行動面に焦点をあてている状態です

子ども本人も親も先生も みんなが 行動面に目を向けたままでいるから もがいたままだとも言えるのです

子どもが行きたくないと言っている その心の中はどんな様子なのでしょうか そこに焦点をあててみたら もがいて ごちゃごちゃになって苦しんでいるその中身が ずいぶんと見えてくるのではないでしょうか

子どもがつらい思いを抱えているときに 幼稚園に行けるかどうか 何かができるかできないか そこにばかり目を向けることは得策ではない 
それはすぐにお分かりいただけると思います

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ごちゃごちゃの心から抜け出すには
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方法はいたってシンプル

行くべきか休むべきか に目を向けることから離れるのです

ごちゃごちゃになっている子どもの心を なんとか理解できるように 子どもにかかわっている人たちみんなで知恵を出し合いましょう

子どもがいちばん素直に自分の気持ちを表現できる人 お母さんがその代表だと思いますが そうでない場合もあります

子どもに正直に聞いてみましょう

子どもだからそんなこと聞いたって無理 そう決めつけないでください

会話ができる子どもなら 自分の好きなものや嫌いなものについて 普段からけっこうちゃんと自分の意見とか気持ちを 表現しているのではありませんか?

言葉がどうしても無理だというなら 絵を見せてその中から選ばせることができます

大事なことは 子どもの心の中を把握することの前に 周りの大人が子どもに対して「あなたの気持ちをよく聞いて それに沿って支えてあげますよ」というメッセージを伝えること 行動そのもので示すことだと思うのです

こうした態度を親が続けているなら 子どもは安心して素直な気持ちを表現し そうするとごちゃごちゃになっていた心も 整理されてくるので 気持ちが楽になる 結果的に園に行くようになる そういう流れになるのだと思います

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