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かゆいけど掻くのはだめと教える

YouTubeれおちゃんねるさんの動画を見ていて またブログのネタをいただきました

虫に刺されてかゆい

誰だって つい 掻きむしりたくなりますね

ママさんやパパさんが 見ているときは 掻くのを我慢しているようで とても偉いお子さんですが

見ていないときは やっぱり掻いてしまうとのことでした 私だってそうです

れおちゃんねるさんの動画に その対応の仕方についてコメントをして このブログにアップすると書いてから 何日も経過していまいました すみません アップしたつもりが下書きのままだったのに 今 気づいて アップするところです

つい 掻いてしまうのは仕方がない面もありますが

掻いてしまって かえって治りにくくなるということがあるので

早くきれいに治すためには どうすればいいか

それを 知ってほしいなあという思いがありますよね

つい掻いてしまったとしても 治りにくくなるほどの掻き方はしない 我慢する

そうなってほしいなあと思いますよね

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説明の仕方の基本ツールは→(矢印)と簡単な絵
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きくち子どもすくすく相談室が提供する 教え方の基本となるツールは →(矢印)と簡単な絵です

れお君は小学校1年生なので 私が もし れお君に授業として なぜ 虫にさされてかゆいところを 掻いてはいけないのかを説明するとしたら と考えて絵を描いてみました

現状からスタートするので まずは蚊に刺されてかゆい様子を描きます

ここからが一つのポイントです

教えるとき=子どもが自分で考えるようにするとき

~だから~しなさい

と大人は一つの道しか子どもに説明しませんが

子ども自身が考えるようにすることが 教育の一番大切なところ

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子どもが考えるようにするには比較して示す
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~する/~しないとどうなる? を比べて見せる
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考えるためには

~だから

~する/~しないとどうなる?

~すると こういういいことがあるよ

反対に

~しないと こういう悪いことがあるよ

を示して さて あなたはどちらを選びますか?とインタビューするのです

子どもだって 判断材料を比較検討するから どちらにするか決められるのです

子どもだけでなく 状況などによっては 掻いちゃいけないのはよくわかっているけど それでも掻く方を選ぶということだってあります

それを目の前でされたら 親としては そんなことさせられない 何としてもやめさせる

そう考えるものです

が…

教育の場面というのは これからもずっとずっと 何度も繰り返しやってきます

今回は 親の期待しない道を子どもが選んだとしても

子どもが 成長してきて 先のことを考えて行動できるようになってきたら

子どもが ひどく掻き過ぎて とても痛みがひどくなって かえってつらい思いをする

その体験を何度か繰り返したら

そのあとに 同じようにインタビューしたら 親が期待していた道を選ぶようになるのではないでしょうか

今回の絵では かゆい所が 掻き過ぎてとても痛くなるのと 薬をつけるだけにして 掻くのを我慢すると治りが早くなることを 示してみました

これをお子さんと一緒に見ながら あなたはどっちのコースがいいの?とインタビューするのです

子どもが幼いほど 目の前の今のことしか 注意が向かないので 大人のように先を見据えてどちらを選ぶか それは難しいと思います

でも 大人としては 子どもにそういう考え方をするようになってほしいところです

子どもが実際に体験していることをもとにして 大人の先を見据えて今の対応を考える そういう思考の仕方を伝える機会を繰り返していく

それが子どもの教育として もっとも大事なことではないかと考えます

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早く治るようにと願うなら…
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今回の説明の絵にはありませんが

もっと年齢の大きなお子さんに考えさせるときには 時計やカレンダーを登場させます

治るまでに時間がたくさんかかってしまうけど それでいいのかと 子どもにインタビューするためです

時計なら 針が何度もグルグル回る様子と 針がほんのちょっとだけ動いた様子

カレンダーなら 月の初めからずっと線を引いていって 月末まで行って さらに次の月も また次の月もカレンダーをめくっていく様子

それを描いて 時間の経過を表します

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時間の経過は絵よりも実物を使うと簡単に示すことができる
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どんなカレンダーでもいいので 書き込みしていいものを持ってきます

それにマジックで 線を引いていきます

さらに 何枚もめくっていきます

時計だったら 小学校1年生の算数教具としてよく使われている 時計の模型

手で針を回すことができるので やってみせます

絵が苦手な方でも こうすれば時間の経過を子どもに示すことができます

よかったらお試しください

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