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うまくいかない本当の原因

うまくことが進まないとき原因は何かと考えるけれど…

琵琶湖のほとりの体育館で 3日間の卓球の個人レッスンを受けて 東海道新幹線 東北新幹線と乗り継いで ようやく仙台に帰ってきました

六十の手習い(もう61歳ですが)で 人生で初めてちゃんとした卓球のレッスンを受けることができました

習い始めですから いくら長く卓球をしてきたとはいえ そのかなりの知識が間違いだらけで 体の使い方を理解していなかったり 間違った動きをしていたり それが次々とあぶりだされてくる3日間でした

バックハンドをかっこよく振りたい!なんて思っているのに いざボールを打ち始めると 指導の先生のお手本とは真逆 とんでもない有様です 極めつけは 腰の動かす方向が 自分はまったく逆になっていたことに気づかされたことです

新たな正しいスイングを覚えるため 必死に先生の話を咀嚼して 動きをまねする 動きの感じを自分なりにつかむ その繰り返しでした

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スイングがうまくできない本当の理由に気づいたとき
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なぜ いくら先生のお手本のようにまねしてみても いい感じになってこないのか わからなくて 半ばパニックになり 頭の中も真っ白 すると 悪い動きばかりが 次々とさらに出てきて 2日目のレッスンでは 自分でも できなさにあきれるばかりでした

自分がコーチをしている中学生も 私が説明していることがわからないときは 同じように感じているのだろうなあと わからなくて困っている生徒の気持ちが よくわかる気がしました これだけでも自分にはプラスだったのですが…

これこそ このブログのために発見したような話題だ!と気づきました

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うまくできない本当の理由は外からは見えない
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バックハンドのスイングのときに 自分は腰の回転方向が先生とは逆になっていた それはレッスンを終えてホテルにもどったときに 冷静になって振り返りながら復習をして 初めて気づきました ほんのちょっとした動きで スイング全体を外から見ても わからないものなのです 案の定 先生もレッスンのときには 本当の原因が外からは見えていませんでした

自分自身の身体の感覚を感じることでしか わからないものです

ここからが本題です

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〇〇だからできない・行けないと子どもが話すとき
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子どもに限ったことでなく 大人もそうですが

うまくできない あそこには行きたくないとか 子どもが理由を話しているとき 子どもなりに外から見える=周りに受け入れてもらえそうな 理由を持ち出します これはごく自然なことです

私の卓球のレッスンでうまくできなかったことは たまたま自分で冷静になって本当の原因を見つけることができたのですが

〇〇だからできない・行けないと子どもが自分で話していても 子ども自身も 本当の原因 本当の理由をよくわからないでいる だけど周りに自分の行動を説明しようとすれば 何かしらの理由を述べないと納得してもらえない それで 身近で外から見える理由を見つけて説明に使っているのだと思います

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本当の原因・理由がわからないままだと誤った対応を重ねることになる
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私のバックハンドがうまくいかない本当の原因がわからないまま どんなに練習を重ねても 無理に悪い動きを続けることになるので 下手をすると身体をこわす恐れがあるし 当然 上達はしません

たとえば 子どもが幼稚園に行きたくないと話したとき その理由を明確に話せているときでも それが本当の理由なのか 本当の原因なのか むやみに信じるだけではいけません

子ども自身のことばを さらに詳しく聞きながら 周りの様子やこれまでの経過 全体的な情報を総合的に見直して 本当の原因を探ることが 何よりも大切です

そのためには お母さんやお父さんが お子さんの話をしっかりと受け止めることが第一 そのうえで 自分と子どもの愛着形成 周りの友だちとの関係 先生やクラスの雰囲気 などなど 表には出ていない情報を できるだけ多く集めて 新たに総合的に本当の原因を探っていくのです

本当の原因がわかれば しめたもの 具体的な対応策も見えてきます

〇〇だから と話に出てくることばかりに目を奪われるのでなく いろいろな観点の情報をもとに 総合的にとらえて 真の原因・理由を見つけるようにしていきましょう

*お読みいただきありがとうございます

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