先日 テレビを見ていて驚きました
今や 宿題代行のサービスを行う業者があるとは・・・
私も教員時代に 教え子に宿題を課したことがあります
通常の学級担任のように 頻繁に出すことはありませんでしたが…
ことばの教室で 発音の指導をしていたとき 先輩の先生たちからは
家庭でできる練習方法を伝えて 宿題にするという話を よく聞きました
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宿題ができた・できないよりも目的を考える
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宿題を出す先生の意図は 自分が教えたことを復習して 学んだことを頭の中に定着させてほしい
あるいは 自分で調べる・考えるという準備をして授業に臨んでほしい
というところでしょうか
子ども本人も親も 宿題が仕上がったかどうか つまり 結果に目が向いています
宿題代行業者を使うことが いいか悪いか それを議論する立場にはいないので そこはスルー
なぜ この話題を記事にしたのか
自分が ことばのレッスンを始めることにしたからです
自分が ことばのレッスンをするときに レッスンを受けにきた子どもさんに
自分は宿題を出すことはあるのだろうか?
コロナの影響も考慮して オンラインでのレッスンを考えていますが
ピアノのレッスンなどと同じように
レッスンを受けた後 次のレッスンまでに 〇〇を練習してきてね
などという話を ついしてしまいそうで この記事を書きながら
自分ならどうするか 考えているのです
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子どもがやりたい内容なら他人には頼まない
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もし 子どもが宿題の中身を見て 自分が好きなところだからやりたい となれば わざわざお金を払って 業者に頼むことはないでしょう
ほかにやりたいことがあるのに 宿題で時間を奪われたくない
でも 宿題を仕上げたという結果だけは手に入れたい
それで業者に依頼するのだと思います
学校の宿題なら 子どもがやりたくない 苦手なところでも それを克服させようとか 机に向かう習慣を身に付けさせるとか いろいろ理由があるので ここでの話題にはなじまないかもしれませんが…
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ことばのレッスンとして家でやるなら
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きくち子どもすくすく相談室が行う ことばのレッスンは
子ども自身が 面白い 楽しいと思える活動を レッスンの中身にします
発音指導に驚くほど効果のある 菊地式ストローメソッドは 新任教師時代に自分で考案したものです
子どもは 面白いからやる それだけです
面白いことをしているうちに 勝手に発音がよくなっていく
これがミソです
こういうのが宿題と呼べるかどうかわかりませんが
指導者が 家庭でこういう活動をするといいですよ とお伝えしたものは宿題と呼んでもいいでしょう
ストローメソッドなら 実は 子どもだけでなく 親子でやってみて ストローが飛ぶ距離を競うと 盛り上がります
簡単に親子で楽しめます
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親子で楽しむ活動であれ
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宿題というと 先生から 好きでもない 面倒な勉強を 我慢してやるように命令される
そういうイメージがあるのでしょう
ことばのレッスンを行う場合には
そんな心配は無用です
親子で楽しむ
親子で一緒に活動することを楽しむ
ことばを伸ばすだけでなく むしろ 親子の絆を深めること
絆が深まっていく過程を楽しむ
そういうレッスンにしていきます
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