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絵日記でこれは何といえばいいのかなと聞いてみる

言葉をどのようにして育てるか

これは 何と言えばいいのだろうと考えてみる

これは 何と言えばいいのかなと 子どもに聞いてみる

言葉の遅れを心配して どうしたら言葉の力をのばせるのだろう?

あなたが お子さんに向き合ったとき

私が言えることは これだけです

ただし 土台ができている必要があります

愛情に満たされていると 子ども自身が感じていること

親の方は 愛情をたっぷりと注いでいると思っているのに

子どもは そう感じていないかも…ということも けっこうあるのでご注意

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園が休みの今だからできること
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コロナウィルスの影響で 契約いただいている幼稚園でも 現在は休園中

外出は控えているし 家で親子で過ごす時間がとても長くなって

昼ごはんは何をつくろうか

何をして子どもと遊ぼうか

さすがに タネが尽きた…と言いたくなるこの頃…

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家事を一緒に
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子どもが家にいると なかなか家事がはかどらない

子どもでなくても 我が家では かみさんが有給休暇で家にいると

私のやりたい仕事が 何もできなくなる

(かみさんに見捨てられるよりはずっと幸せですが…)

一緒ですね

どうせ 家事がはかどらないのなら

子どもが 将来 自立するための 教育の時間にすると 覚悟を決めましょう

上手にできない体験を子どもと一緒にすること

これこそが 最高の教育なのです

料理を一緒につくって もし 食べられないようなものになってしまったら

それこそ貴重な体験です

お子さんが 落ち込まずにいられるキャラに育っていたら

できれば ほんのちょっとでいいから どんな味になっているか 一緒に味見をして

感じたことを言葉にしてあげるといいですね

さすがにそこまでは難しいかな…とお感じの方が多いかもしれませんが

やってみる価値はあると思います ただし!!責任は負いかねます!?

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小学校の通級指導としてお菓子作りを授業で子どもとやっていました
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家庭科の授業なんかしたこともなく

家で簡単な料理はしていたものの お菓子作りはしたことが まったくなかった私

それがなぜ? しかも学校の授業で??

聴覚障害の子どもが 通常の学級の授業を抜けて 私の通級指導の教室に来て

1時間勉強して また自分の教室にもどる

そういうシステムの中 私は 通級指導の担当でした

ことばの教室の担当だったときも含めると 25年間の教諭時代のうち21年間がそうでした

きちんと調べたことはありませんが これだけ長く通級指導を経験している教員は ほかにいないのではないでしょうか

子どもとお菓子作りを授業でやろうと考えた理由は

子どもに本を読ませて 本に載っている数々の言葉を

自分で読み取ると お菓子が作れる

読み取れなければ お菓子が作れない

本の中にある言葉が 実際の行動や体験と結びつけることで

言葉の理解が表面的なものでなく 実感を伴うものになってほしい

そう思ったからです それには 読み取っても何の話なのかを実感しにくい 普通の教科書ではだめでした

言葉の力を高めることがそもそもの目的なので

言葉が苦手な子どもの助けとなるように 絵がいっぱい描かれている本

小学生向けの お菓子作りマンガ本を取り上げることにしました

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教材費はすべて自分のポケットマネー
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自分が考えている指導方法が 本当に効果があるか 誰も証明できていないのですから

あくまでも 自分自身の指導方法の研究として取り組むべき

当時は独身で気楽な身分でもあり 公費は使わずに自分の個人研究として

本やお菓子作りの材料すべて 自分のポケットマネーを使いました

お菓子作りは 簡単なものでも 子どもと一緒にやろうと思うと時間がかかります

私が 子どもと一緒に活動できるのは 1回45分の授業時間だけが基本です

それで 一つのお菓子ができるまで 何回かに分けて活動していました

1回目は お菓子作りのマンガ本を子どもに見せて 何を作るか選ぶ 材料は何が必要かなどを読み取る

2回目は 学校のすぐ近くの店に 子どもと一緒に買い物に行く

3回目は お菓子作りのマンガ本を頼りに実際に作って食べてみる

4回目は 作ってみた過程や感想を作文に書く 家族とか友達とかにも試食してもらったら その感想を聞く

というような流れになっていました

買い出しをしてから 実際に作るまで日があくので 保存がきく材料でできるものしか 作れませんでしたが

マンガ本に載っている単語が こういう意味だったのかと 子どもが感じる瞬間に出会うと 本当に面白かった

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家族で家にいる時間が長い今がチャンス
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私が いつも癒されて 心を温かくしてもらえる YouTubeの れおちゃんねるさん

れお君とこう君 兄弟の笑顔に いつも引き込まれます

日曜日に 家族で ホットプレートで料理を手作りする様子が よく紹介されています

子どもたちだけでなく パパさんも 一緒に料理の修行のご様子

その動画を見て また癒されながら 昔 自分も 授業で似たようなことをしていたなあと 思い出してしまいました

料理の手作りは においも 熱も 触感も食感も 五感を刺激してくれて 家族で共有できるし 目には見えないものを 言葉でやりとりするので 言葉の力を育てるのには 最高の方法だと思います

失敗と成功とが 入り混じるのも いいのです

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料理の過程で子どもが一番 心を動かされた場面を絵日記にしてみる
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私が授業で 子どもに作文を書かせたときも 最初に 絵を描かせてみました

その絵をもとに 子どもに どんな場面がもっとも心に残っていたのかを インタビューしていきました

すると だいたいは 子どもが描いた絵の中に そのヒントはあるのですが

本当に印象的な瞬間は その絵の直前の場面だったり 絵の中の一部分のところだったりします

本当に 子どもが表現したい瞬間は 絵にはなっていないのです

その瞬間を 私が理解できて 絵に描けるときは こんな感じかなあと言いながら 描いてみせて 子どもに確認してもらいました

OKなら その絵の中に登場する人やモノ 動きについて

私が指さして これは言葉で何と言えばいいのかなあ とインタビューします

わからないときは 悪いことではないので わかりません 教えてください

そう言ってもらう約束にしていました

これは言葉で何と言えばいいのか それを子ども自身に体験させる

その積み重ねが大事です

子どもが 何と言えばいいのかわからないから知りたい そう感じたときに 周りにいる人に聞いてみれば わかることが多いでしょう 子どもの周りにいる人みんなを 言葉の先生に仕立て上げることができるのです

この発想は 私が英会話スクールに通った経験から学びました

コロナのピンチをチャンスにかえて

こういう作業を お子さんと一緒にできたら

生きる力 生きた言葉を育てることが できます!!

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