大人になっても愛着障害が…
仕事は やれば かなりできる
でも 実際に仕事場に行くと
仕事がよくできると 上司からほめられているのに
なぜか それが自信とはならないで
自分に対して もっとかまってほしい もっと見てほしい もっと話しかけてほしい
要求が だんだん エスカレートしてくる
仕事場での 人付き合いに疲れた 何もしたくない
自分の好きなように 人に会わずに 生活したい
買物に行くのも 面倒くさい
だから 仕事もやめた
自分でも 何かイライラして 心身が良い状態でないことは 気づいている
でも なぜ そうなっているのか
知らない 知りたいとも思わない
そういう状況になっている 20代の男性が
手持ちのお金を使いこんで 家賃や食費を払えなくなってしまった
そのときに 周りの人たちは
本人に厳しく
だめなものはだめと
みんなでしっかりと指導しなければいけない と
強く主張します
きつく叱れば解決する?できるようになる?
周りの人たちが きつく叱る きつく指導する
それをしたくなる気持ちは当然です
叱った方が 効果があると思うのでしょう
学校の先生は このパターンが多いように思います
愛着障害の人は
自分をそのまま受け止めて 温かく接してくれる
母親代わりの存在の人が そばにいてくれると
少しずつ やる気が出てくる
大人になっても愛着障害の問題をかかえているケースが
落ち着いてきている経過を見ていると
叱られるから行動を変える というのではなく
安心できる人がそばにいて 見守ってくれているから
自然にやる気が出てくる
ということなのだと思います
強く叱ったら そのときは話を聞いたとしても
いずれ 続けられなくなって もっと強く叱られる
悪循環となるのは 無理もない
強く叱るだけという考え方は
学校教育の弊害ではないかと思います
小学生のときに 愛着障害への対応がされていたら…
学校教育の間に 子どもにかかわる人たちには
愛着障害について ぜひ 知っておいてほしい
とにもかくにも
指導や説教をしたことが、成果となって現れるように 心から願うばかりです。
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