カッとなって相手に手をあげてしまう
かつて教員だったときに なぜか縁があった愛着障害のお子さん
愛着障害という言葉さえなかった 自分が新任教諭だったときから
愛着障害のお子さんとかかわるようになりました
その後
愛着障害を丁寧に解説した書籍も
今はたくさん出ています
それなのに
学校教育の世界では あまり注意をむけられていないように感じます
発達障害があるのでは??と心配して相談に行っても
母子関係の影響が どのくらい丁寧に分析されているのか・・・
もし 子ども時代に母子関係をやり直すことができたら・・・
きくち子どもすくすく相談室の事業に加えて
相談事業所たぬきさんち 障害児者の計画相談を行う仕事も始めたことで
大人の精神障害の方や発達障害の方
少年院を出て福祉事業所で働いている青年など
小学校に勤務していたときには 出会うことができなかったケースの
相談にのるようになりました
自閉スペクトラム症の男性は とてもまじめで仕事熱心
作業中は周りの人の作業の様子もよく見て
動きが悪いと その分も自分がカバーする
仕事中なのに私語が多い ほかの作業者を見ると
イライラして カッとなってしまう
カッとなったところで そこで感情が止められたらいいのですが
つい 手が出てしまうのを 近くのスタッフが かろうじて止めに入る
小学生の発達障害のお子さんが 放課後デイサービスを利用していて
自分が嫌がることを つい してしまう相手に対して
カッとなって手が出てしまう
その 危ない場面では とにかく暴力を止めるしかありません
大事なことは そのあとです
本人も 暴力を振るってはいけないことを よくわかっている
だから 説教される内容は すでに 本人がよくわかっている
わかっているのに 止められないので どうしたらいいか
本人も困っている
どうしたらいいか 具体的な対応策は それぞれですが
背景にあることは かなり共通していると思います
さびしさ
それぞれ育ってきた状況は違いますが
何らかの理由で
お母さんに 十分に甘えたり 守られていると感じたりすることが
まったく足りなかった
そういう背景は 共通しています
大人のいろいろなケースの対応をしていると
もし 子ども時代にタイムスリップして 母子関係をやり直すことができたら・・・
そう思うことばかりです
タイムスリップなんかできないから
どうにも対処できないのでは?
確かに 対応は難しそうですが・・・
対処の方法は あるのです
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