３０代ママ

発達障害で怒鳴るしキレるし兄弟を叩く小３の息子。一緒に暮らしていく事に恐怖を感じる日々の中できくち先生に出会い、これまでに2度面談していただきました。1度目は私だけ、2度目は子供を交えて。

「なんでも聞きますよ」という雰囲気でいてくださったので、現状困っている事や将来の不安など、本当に全部、長時間お話しさせていただきました。

その上でお勧めの施設や、お勧めの声がけの方法を教えてもらいました。
　
これまで私自身も自分で調べて子供の関わり方は頑張ってきたつもりではあったのですが、先生の話を聞いて「これはまだやってない！」「この話し方試してみよう」「まだまだ、出来ることがあるですね」その様に思いました。
　

特に印象に残ったのが「どうしたらいいか自分で考えてママに教えて？」という問い掛けの方法。

朝支度が捗らない時や、きょうだいで喧嘩になる時、今日のタイムスケジュールなど、揉めやすい内容を紙に書き出して可視化しながら「じゃあ、どうしたらいいか、考えてやってみよう？」って子供に答えを決めてもらう。

子供は自分の意見を聞いて貰えたことで満足するし、大人はこどものしてほしい事が分かる…「言われたことをただやるんじゃなく自分で決めて自分で動く」という大切なトレーニングにもなると思いました。

2度目の親子での面談では、私の悩み、子供の悩みを双方にヒアリングしてくれました。それを困っている顔文字と共に紙に書いて「ママはこういう風に思っているんだって。どうしてそうなっちゃうのかな？どうしたらいいと思う？」と、子供に出来る解決策を一緒に探してくれました。第三者が入る事で冷静で整理された話が出来て非常に有意義な時間でした。
　
後日談ですが、私が仕事で困ったことがあり悩んでいると、子供が「紙に書く！」といって、先生と同じように顔文字と問題点を紙に書き出して可視化する、というのを私に対してやってくれました。これは本当に驚きました。子供ながらに「書いて整理して伝える」という方法が良いと理解して、私にやろうとしてくれたのが非常に嬉しかったです。

　
こうしてお陰様で良い方向に向かっています。現在、先生に勧めてもらった放課後等デイサービスで楽しく過ごしています。私も子供も以前に比べて安心した日々を送っています。今後ともお世話になります。