卓球ネタからで すみません

ゲームカウント0-2 あと1ゲーム取られたら負け

崖っぷちのところから 逆転し結局3-2で勝った選手が どうして逆転できたか

子育てや人生を考えるときに とても大事なことを教えてくれているので お付き合いください

選手がベンチに戻ったとき 私は一緒に次のゲームの戦い方を話し合いました

この試合は団体戦の一番手 チームに勢いが出るか 気持ちがしぼんでしまうか 選手は責任感が強く 希望して一番手として戦っているので 自分の役割をよくわかっています

以前は こんなに頼りになる選手になるとは 実は想像できませんでした

でも 県大会では自他ともに認める 一番手の選手となったのです

子どもの成長って 本当にすごい!

0-2となってしまっている選手の心境は よくわかりますよね

ゲームカウント0-2でリードされているときに選手が目を向けていたことは雑念で、勝敗とかを意識していた
ゲームカウント0-2でリードされているときに目を向けていたこと

とても賢い戦い方ができる選手なので なんとか得点できる方法をいろいろ試したのに…

それでも負けてしまいそうで 心苦しい

選手の言葉が私にはそのように届きました

そこで私が話したことは…

ここまできたら 勝敗はどうでもいい 負けていいから 自分のやりたいことをやってこよう 好きなようにやろう と私は話しました

人の底力って すごいです

どうやら 負けていい 勝利にこだわらなくていい そう思えるようになったことで 粘りと的確な攻撃が どんどん強化されていって 結局そのゲームを取って1-2となりました

第2ゲームを終えたところまでは 選手は一生懸命に戦術を工夫して戦っていて それでもゲームを取れずにいたので 苦しい思いが続いていたのに いざ第3ゲームが取れてしまうと 拍子が抜けたような顔で ベンチに戻ってきました

当然 ここがド派手ガッツポーズの使いどころ! 私は全身で喜びを表現しました

相手の選手は 第3ゲームも簡単に取って終われると思っていたと思います

大会前の練習試合で一度 このチームと対戦して うちは負けていたし 前評判からも うちは弱いと思われていたはずです

それなのに 一つのゲームを取ったことで 試合の展開が大きく変わりました

うちの一番手は そのまま好調を維持して 逆転勝ち

このブログで見てほしいポイントは ここからです

勝敗とかの雑念に目が向いている(意識している)と力を発揮できない

勝敗などの雑念に目を向けるのをやめて自分が今すべきことだけに目を向けるようになったら底力を発揮して逆転勝ちした
自分が今することに集中するようになったら逆転した

どうしても勝ってほしい 目の前の選手に 頑張れ と誰もが言います

私も 言って効果があるなら 言いました いや 言いたくてたまりませんでした

でも 私は 「負けていい やりたいこと 好きなことをやってこよう」 と静かに言いました

勝ち負けとか 自分は一番手だからなんとしても勝たなければ そういう いわば雑念に選手の目が向いている(意識している)うちは 力が発揮できなかったのでしょう

試合の形成がはっきりと逆転し 選手が安定した守備 攻撃ができるようになったのは 選手が自分でも 負けていいからと思えたからでしょう

選手は それまでは雑念にばかり目を向けていたのに 目を向けるところを変えて 今 自分が何をするか それだけに集中するようになりました

小さな子どもにも こういう話題をわかりやすく 話そうとすると 意識するという語では 無理があります 抽象的で もっと大きくなってからでないと 伝わりません

小さな子どもにも わかりやすいように 具体的な言葉を選びますし 「意識する」という言い方をすると 具体的にどんな動作をすればいいのか わかりにくいです

それで 「目を向ける」という語を用いています

これだと 動作を絵に表すこともできるので 言葉をよく知らない子どもに対しても 教えやすくなります

自分がどこを見ているのか それに気づくようになると 次の対応をどうするか見えてくる

負けている試合で逆転しようとするとき どちらの道を選べばいいか迷っているとき

進学先をどちらにしようか 子育てに迷ってどうしたらいいのかわからなくなっているとき 生きていると 自分の判断を求められ でも どちらを選んだらいいか 根拠も見つからず

そんなことが よくあります

どちらを選んでも 必ず一長一短 すべてがうまくいく もう一つの道はすべてが悪い そんなことは まずありません 利点もあるし不利な点もある

自分が今どこを見ていて どんな思いでいるのか それに気づいて 

道を選ぶのに どこに目を向けたらいいのか 何を見て選択するのか

それがはっきりしていると 選んだ道で仮にうまくいかないことがあっても 家族で話し合うこともできるし ほかの人に相談もできる ほかの人から異なる意見をもらっても 視点の違いがわかるので 素直に受け止めることができる

自分がどこを見ているのか それを自分に問い 自分の考えのもとはどこにあるか それをつかんでいれば 困ったことが出てきても 次にどうしたらいいかが見えてくると思います

今は 地下鉄や電車に乗ると ほとんどの人が視線はスマホへ

それぞれ使い方は異なるのでしょうが 小さなスマホに 目を集中させたままでいる時間は いったいどれくらいになっているのでしょう

自分がどこに目を向けているのか そういうことに気づきにくくなっていないか それを心配しています 蛇足でした

著者
きくちゃんと

きくちゃんと

小学校長を定年退職したのを機に きくち子どもすくすく相談室を起業しました。 幼稚園の保育コンサルタントとして活動中です。 不登校や発達障害の子どもさんや保護者の方々とかかわってきました。 専門は聴覚障害児や言語障害児の教育でした。 子育てに関するトータルサポートをいたします。 まずはご相談ください。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください