コーチをしている中学校の女子チームが 7月21日(日)に岩沼市総合体育館で開催された県大会に出場しました

また卓球ネタですみません

区大会の予選で団体がかろうじて2位となり 県大会に出場できましたが 個人戦は誰も勝ち抜くことができず 団体戦だけの進出でした

県大会でチームが初のベスト8に!

自分で決めたことはやる気になるし試合で強くなる
選手が自分で決めたことだからプレーも強くなる

個人では誰も傑出した選手がいないにもかかわらず 県ベスト8になりました!

これまで10年近く 県大会には出るものの初戦敗退 そればかりでした

そんなチームが 抜きん出た選手が誰もいない中で トーナメントで2つ勝ち 準決勝でシード校に善戦したものの敗退という結果でした

メンタルの弱い選手が多くても勝てた理由

まじめで控えめ 試合を決める大事なところで弱気になる そんな選手が伝統的にとても多いと感じていました 部活だけで県大会でも勝てるチームにしたい それが自分で卓球を勉強しなおそうと思い 滋賀県の布袋卓球アカデミーの会員となりました

若いころ仙台市内の小学校に異動してきて 小学生の水泳大会の引率をしたとき もう30年前ですが 大会の会場で出番を待っている子どもたちに 自己流のイメージトレーニングを施したところ みんな大いに自己ベスト記録を更新して 大活躍しました 調子に乗った私は それ以来 水泳大会や陸上記録会の引率を買って出ては イメージトレーニングを担当していました

ですから 中学生の卓球のコーチとしても 試合中のメンタルのコントロールはできると思っていました

メンタルの弱い選手でも 区大会で優勝させるところまでは なんとかできていました

でも 強豪ひしめく県大会となると とたんに気持ちがしぼんでしまう感じの選手たちでした

ずば抜けた選手がいない中で なぜ強豪校に勝てたのか 

その理由は 選手が自分たちで決めて試合に臨むことが 普通のことになったから これだと思います

今年になって 団体戦のオーダーも自分たちで考え 決めるようになりました

大会の1週間前に開かれた強化練習会で 練習試合ではあるものの 初めて強い県北のチームに勝ち 予兆はありましたが 県大会の本番の初戦は 練習試合で勝った相手よりも 強いと評判のチームだったので いくらなんでも勝つのは無理かな と思っていました

でも 区大会で思うような活躍ができず 悔しい思いを募らせていた選手が この日は大活躍し ゲームカウント0-2からの逆転勝利をする選手が出て 試合のたびに 目の前で選手がどんどん成長していきました

これが あのメンタルの弱かった選手たちか 目を疑いたくなるほどでした

子どもの成長の底力 それをまざまざと見せつけられました

子どもって やっぱりえらい!!

自分でやる気になると潜在能力が引き出される

もともと 打球の仕方はとてもよくなっていたのですが 試合では力を発揮できずにいた

その選手たちが メンタルを鍛えようとしなくても 自分にとって自然で楽な動きをすればいいのだ それを実行できるようになると 試合のラリーでメンタルが崩れることは なくなりました

安心して 無理しなくていいと思えると 潜在能力が引き出され 試合中にいろいろなことに気づいて 自分で強くなっていく その過程をたっぷりと味わわせてもらった大会でした

小さな子どもでも まったく同じだと思うのです 成長のカギは 中学生でも幼児でも 同じです

安心できるようにして ガッツを送ってやるだけでいいのです

大丈夫 大丈夫!いい感じ! これが魔法の言葉

試合では レベルが拮抗すればするほど 厳しい展開になります 苦しいです

メンタルが弱くても それを乗り切るには そばで見守るコーチの私が 大丈夫 大丈夫! いい感じだよ!と 温かい声をかけ 派手なガッツポーズで選手を迎え 全身で応援している姿を選手の目の前で表現してみせる それだけです

私のオーバーアクションに 笑いをこらえている選手もいましたが にこっと笑顔で私の話を聞いてくれました

園や学校でつらいことがあっても 家では必ず 大丈夫 大丈夫!と言って受け止めてくれる そういう環境があれば 子どもは どんどん成長していくのです 無理に何かの形を作ろうとしなくてもいいのです 

ベスト8になった選手が 私にそのことをはっきりと示してくれました