感覚過敏で臭いにとても敏感な子どもと学習するときにマスクを着用しています。

今 どこでもマスクが品薄です

今日は マスクにまつわるお話です 新型コロナウィルスの話ではありませんが…

ボランティアで週1回 私が学習支援をしている小学生は とても臭いに敏感です

歯磨きをして ほかにも口臭防止の手を尽くしてみましたが

「お昼に何食べた?ラーメン??」などと聞かれ 効果がなかったようです

自分の年齢的にも 加齢臭のことも心配なので その子にはとても申し訳ない気持ちです

そこで 一緒にいるときは 私がマスクを着用することにしています

敏感な子どもというだけです 何も悪いことではありません

その子と会うまでは 私の周りには 臭いに敏感な子どもはいませんでした

かみさんは 臭いに敏感な方で ちょっと油断すると 汗臭いとか すぐに かみさんからチェックされてはいましたが

かみさんから言われると こっちも時々意地になってしまうため 正面からかみさんに文句を言う度胸はないものの 心の中では あれこれ かみさんに文句を言い立てるのでした

子どもは 感覚が敏感なだけです 何も悪くありません むしろ優れた能力だと考えるべきです

その子から口がくさいと言われたと 保護者に言えば 保護者の方は私に遠慮して 「そんな失礼なことを言ってしまって すみません!」という展開になります

でも 子どもは自分の感じたままに話しているだけです

大人の社会なら 言い方とかタイミングは考えるべきですが…

敏感であることで疲れているかも

私はとても鈍感な人間ですが 夜中に寝ているときに びっくりして目が覚めてしまうくらいの音が 耳元でガンガン ガンガン鳴り続けていたら さすがの私でも うるさくて眠れないだけでなく へとへとに疲れ果ててしまうでしょう

音の感覚が過敏な子どもは 私たちが気にしていないような音でも 工事のものすごい騒音で眠れないでいるときの私のような聞こえ方になっていると想像できます

私たちにとっては何でもない音が ものすごい騒音になって周りにあふれているのですから へとへとに疲れてしまうのは当然です

臭いに敏感な子どもは 周りの臭いで同じようなつらさをかかえることになります

その場から逃げ出したくなって当然なのに がまんして学校が終わるまで居続けたのですから それだけでほめてあげなくてはいけません

家に帰ってきたら 疲れをいやしてあげる必要があるのです

いずれは子どもが自分で自分の身を守れるように

子どもが自立するように行うのが教育ですから 感覚が過敏な子どもも 自分の嫌いな臭いとか音とかにあふれている中で どのようにして 少しでも楽に過ごせるようにできるのか

自分で自分の身を守る術を身に付けるようにしていくことが 大切です

自分が感じていること 感じている不快感を 言葉で言えるように

自分が感じているつらさを軽減するため 周りの人に働きかけることができるように

自分が感じているつらさを軽減するため 自分なりの対策を見つけて実行できるように

自分がマスクをすることで不快な臭いを軽減できるなら マスクの着用を周囲に当たり前だと思ってもらう環境をつくればいい

自分が耳栓をすることで 不快な音を軽減できるなら 耳栓の着用を周囲に知ってもらえばいい

子どもが自分で周囲に認めさせる そういう力を持っていたら 自分で道を切り開いていきます

それが自立だと思います

感覚の鋭さを自分の長所として活用できたら

ワインにソムリエがあるように 製品の良しあしを見抜く職業があります

ソムリエをしている人は ほかの人の何倍も 何倍も 感覚が研ぎ澄まされているのでしょう

感覚の鋭さを長所として活用しているのです

感覚が鋭いからといって ソムリエのような仕事につけるとは限らない

でも 感覚が鋭いことを 悪いものと考える必要はないのです

どんなことも 短所であると同時に それは長所でもあるのです

ありのままの自分のよさをよく知って 自分で歩んでいくようにするには 周囲はどんなかかわり方をしていけばよいのか

家庭だけでなく 教育する側も みんなで一緒に考えていくことが大切です

 

著者
きくちゃんと

きくちゃんと

小学校長を定年退職したのを機に きくち子どもすくすく相談室を起業しました。 幼稚園の保育コンサルタントとして活動中です。 不登校や発達障害の子どもさんや保護者の方々とかかわってきました。 専門は聴覚障害児や言語障害児の教育でした。 子育てに関するトータルサポートをいたします。 まずはご相談ください。

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