子どもの考えていることや思い、感情、感覚は言葉で表現しないとわからない
子どもの考えていることや思いなどを言葉にするから理解される

学校生活を見守る側 幼稚園の先生 保育士さんも同じですが 子どもたちと一緒に生活するうえで安心なのは 体調が悪くなったときや困ったときに 子どもが自分の感じていることを ちゃんと言葉で話すことができる場合です

おなかが痛いとか 寒気がするとか 忘れ物をしたのが気になっているとか いろいろなことがありますよね 子どもの年齢が小さければ小さいほど 観察している側がよく見ている必要がありますが 小さいなりに 自分の感じていることを言葉で話してくれると すぐに的確な対処ができます

皮膚が赤くなっていたとして 痛いのか それともかゆいのか その違いは大きいですよね これは 子ども自身が言葉で話してくれないと わからないところです

言葉にしない限りは 前後の状況や 体温を測るとか 具体的な観察だけに頼って判断するしかありません

考えや感じていること 感覚を言葉にする

大人は普段から 考えや感じていること 感覚を言葉で表現して生活しているので どのようにして自分がそうした能力を身に付けたのか 意識することはあまりないでしょう

自分の子育ての時期を振り返っても いつの間にか 子どもが 達者にしゃべっていた感じがします

ですから あまり心配しなくてもいいのでは…と思われると思いますが

が!!

子どもと遊ぶときでも 自分のスマホばかりに目がいく親御さんが とても増えているので 私は心配しています

考えや思いを伝える力は言葉をはぐくむ土台が必要

外からは見えない 頭の中 心の中にあることを 的確に表現できるようになるには言葉の力そのものよりも まず 言葉をはぐくむ土台がちゃんとできているか そこが大事です どんなに能力があっても 能力を発揮しようとするエネルギーがしっかりと蓄えられていないと 力を発揮できないのです たとえば 陸上競技の100メートルで9秒台で走れる身体能力があっても 競技前の数日間 おなかをこわして満足な食事がとれないでいたら ベストの記録を出せないのは当然です それと同じこと

人間関係で言葉をやりとりするときのエネルギー源は 愛着です 子どもは 自分が愛される存在であって 頼れる人がいたら 安心して生活ができ 言葉も豊かになっていきます

自分の思いを聞いてくれる人が身近にいるから 話す力が育ちます 逆に言えば 身近にそういう人がいなければ 言葉はあまり発達しません

困ったときに言葉で伝えると 助けてもらえるという安心感 こうしたことが土台となるのです

言葉の土台づくり

自分の言葉を聞いてくれる 安心できる人 その土台をつくりながら 言葉の表現力を育てるのは 絵本の読み聞かせをするとか いろいろあると思います

我が家でも 夜 子どもと一緒に布団にはいると 絵本を開いて 毎晩 読み聞かせをしたものです

日中にぜひおすすめなのは 子どもと一緒にいて 子どもが 今この瞬間にこう感じたはず!と気づいたら それを親が言葉にしてあげて 〇〇だね!と言ってあげることです

子どもと一緒に夢中になって遊ぶときが 最高のチャンスです

それと 子どもの話していることがわからないときに できるだけ ちゃんと質問してあげることです 子どもは質問にうまく答えられなくても 親が自分の話を一生懸命に聞こうとしている その思いは必ず伝わります これこそが 言葉の土台づくりでもあります

子どもが親の目の前であそんでいるときに 親がスマホに気を取られていると 子どもの心が大きく動いた瞬間を 見逃してしまうのです カメラマンが最高のシャッターチャンスを逃してしまうのと同じです

子どもの思いを言葉にしてあげる 最高のチャンスを見逃さないように お子さんと楽しい時間をお過ごしください

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著者
きくちゃんと

きくちゃんと

小学校長を定年退職したのを機に きくち子どもすくすく相談室を起業しました。 幼稚園の保育コンサルタントとして活動中です。 不登校や発達障害の子どもさんや保護者の方々とかかわってきました。 専門は聴覚障害児や言語障害児の教育でした。 子育てに関するトータルサポートをいたします。 まずはご相談ください。

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