買い物に夢中のママは2歳くらいの男の子の手を放したまま店内をうろうろしている。

近所のスーパーで買い物をしているとき 2歳くらいの男の子が 袋詰めされているセロリを中から出しているのが目に入りました

えっ!?と思った瞬間に 男の子のママさんが気付いて あわてて駆け寄り セロリを袋に戻そうとしていました 

そうしている間に男の子は また別のところへ

歩き方はそんなにしっかりしているわけではないのですが ママさんがセロリの袋を何とかしようと必死になっている間に 男の子は もう向こう側の通路を歩き始めていました

声をかけたいなあと思いましたが こわいおじさんと思われたらどうしよう…など心配な気持ちばかりが心の中に浮かんできて 勇気を出せないでいるうちに ママさんが男の子を見つけて手をつなぎました

だいたいの買い物を終えて 私がレジに近づいたとき またその子が 今度は四角い紙パックのお茶や 円筒形の紙パックの飲み物を手に取りました そして円筒形の方を口にくわえ始めました

また声をかけるのをためらっているうちに ママさんが来て口にくわえていなかった方の商品を元のところにもどして 子どもの手を引いてレジに行きました

男の子に声をかければよかった…

男の子に声をかけてやればよかった

でも なんと言えばよかったのか 今でもよくわかりません

知らない小さな子どもに 声をかける勇気がなかった自分を反省するばかりです

きっと 私が小さい頃だったら 近くのおばちゃんが ニコニコ笑って上手に男の子に話しかけて 商品をいじらないように やさしく話をしてくれたのだと思います

それが みんなで子どもを育てることなのだと思います

こんなこともできずに 子育てコンサルタントなんて言えないなあと ちょっと自己嫌悪になっています

そんな自分ですが 子育てコンサルタントなるものを立ち上げなければいけないと思った理由が まさに これなのです

小さな子の手を放さずに行動する

私が 現在かかわっている幼稚園のママさんたちは 私の見ている限り 小さな子どもの手を放して自由に遊ばせるのは 園庭内とか 安心な室内とか 手を放して行動して大丈夫だという場面だけです

園庭で子どもを遊ばせているときでも 遊具がいろいろあるので 子どもから目を離してしまったら やはり危険です

ですから 手を放しているときでも 視線は子どもの行動をよく見ていて 子どもとの距離も 危険なときにはすぐに手を差し伸べることができるようなところにいるのです

このママさんたちは スーパーに買い物に子どもを連れて行くときは ずっと手をつないでいるか カートに乗せるとかして 子どもの行動で周りに迷惑がかかることがないように 心配りをするはずです

なぜ小さな子の手を放していても気にしない?

スーパーで目撃した男の子 そのママさんは 男の子がいじった商品の後始末に追われているようでしたが そもそも ずっと手をつないでいたら そんな心配はしなくてよかったのです 下の子をおんぶしているとか 荷物をたくさん持っているという状況でもなかったのです

我が家の子どもたちが その男の子と同じくらいの年齢のときには 店の中では必ず手をつないでいました

道路を横断するとき 歩道を歩くときも 自転車とかにぶつからないかとか いろいろ心配でした

そういう心配が されなくなってきているのは なぜだろう??

子どもを ちゃんと見守る

そういう当たり前のことが 崩れ始めているのではないか

それが 子育てコンサルタントを起業した理由の大きなところです

次に 男の子に会う機会があったら 今度こそは 勇気を出して 声をかけようと思います

ただし 不審者に間違われないように…

著者
きくちゃんと

きくちゃんと

小学校長を定年退職したのを機に きくち子どもすくすく相談室を起業しました。 幼稚園の保育コンサルタントとして活動中です。 不登校や発達障害の子どもさんや保護者の方々とかかわってきました。 専門は聴覚障害児や言語障害児の教育でした。 子育てに関するトータルサポートをいたします。 まずはご相談ください。

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