子どもが本を読んで聞かせてくれてうれしい
子どもが本を読んで聞かせてくれてうれしい!

4月から学習支援のボランティアとしてかかわっているお子さん

学習支援ボランティアというのは名ばかりで お子さんが自分で宿題をするのを

そばで付き添って見ているだけでした

友達の子も一緒に2~3人で学習するときもあります

このお子さんからすると 私はただのおじさん先生

今年度から新しく始まった関係なので 正直な話 えーっ何?この人…と思って当たり前

以前からかかわりはあったお子さんですが 4月からの関係はまったく初めてのもの

信用してもらえるまでじっとがまん

子どもの立場から今の自分を見たら 本当にこの人 信用できるのかな?と思って当然なので 信用してもらえるまでは 偉そうに指示的な話はしないと心に決めて 4月からかかわってきました

子どもはえらいもので 信用できるかわからない私が目の前にいても 宿題はちゃんとやります

わからないところがあったら質問してくれるとうれしいんだけどなあ と言い続けて でも 反応してもらえず 今まできました ところが…

先日 またその子のところに行くと さっさと宿題を終えたその子は 学校の図書館から借りてきたマンガ仕立ての本を開いて 「ねえ 聞いててね。読むから!」と お気に入りのページを開いて 読んで聞かせてくれたのです。

うれしい!やったあ!!と心の中では興奮しつつ 顔は穏やかな笑顔をキープ 静かに笑顔だけを作って聞き入りました 読み終わった後は もちろん大きな拍手と上手だね!の一言

その子もちょっと笑顔になって また別のページを開いて読み聞かせのようにしてくれました 擬音語がとても臨場感があって 聞かせてもらう楽しみをたっぷりと味わいました

子どもだって立派な大人の感覚を持っている

目の前の人が 本当に安心できるとわかれば ちゃんと話をしてくれるのだなあと思いました

こうなるまでの過程は なかなか先が見えなくて うまく関係づくりができるのか心配になるときが なかったわけではありません

幼稚園の登園を渋ったり 学校に行くのを渋ったり 子どもが言うことを聞いてくれなくて 関係が微妙になったり こうした状態がいつまで続くのだろうと心配になって 先生も家族も 先が見えない不安から 何とか今すぐに解決してしまいたい そう思っていろいろ条件を出したり 強制力を使ったりしてしまいがちです

教員時代の経験から 必ず子どもが信頼してくれるようになる それまでの過程で焦ってはいけないと知っていたので がまんしてここまでくることができました

でも 若い先生や保護者の方は そうした経験がないので 焦ってしまいます

無理もありません 自分も経験の裏打ちがないときには 焦りました

子どもとはいえ

立派な大人の感覚を持っている

そのことを信じて ちゃんと穏やかに待っていると 

自然といい関係になっていきます

信じて いい状態に自然になっていく それが子育ての一番大切なところだと思います

*お読みいただきありがとうございました

*お問い合わせやご感想をお待ちしております

*当相談室は 幼児期を対象にした記事を多く書いていますが 子どもが何歳になっても親子の関係がある限り 相談相手が必要なものです お子さんがすでに成人していても 心配があるときにはぜひお問い合わせください

著者
きくちゃんと

きくちゃんと

小学校長を定年退職したのを機に きくち子どもすくすく相談室を起業しました。 幼稚園の保育コンサルタントとして活動中です。 不登校や発達障害の子どもさんや保護者の方々とかかわってきました。 専門は聴覚障害児や言語障害児の教育でした。 子育てに関するトータルサポートをいたします。 まずはご相談ください。

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