友だちが使っているハサミに指を伸ばしたら、けがをするよ。

いつも心温まるご家族の様子を配信されているYouTubeのれおちゃんねるさん

自閉症のれお君が カレーライスをおいしそうに食べている動画の最後の方に 保育園で指をけがして包帯を巻いている姿がありました

お母様は 次はけがをしないようにと やさしく れお君にお話をしていました 口調がとても温かく れお君もちゃんとわかったような表情でした

言葉で話してわかってくれるなら それでいいのですが 言葉で伝えたことが 実は肝心のところが伝わっていないこともあるということを 聴覚障害の子どもたちにずっとかかわってきて感じているので 

できるだけ言葉だけでなく 簡単な絵をかいて説明する方法を考え ずっとやってきました とても効果があったので もし 私がれお君と振り返りをするとしたら どんな絵をかいて話をするか 紹介したいと思います

振り返りをするときは ごく簡単に短く話をしないと 子どもの集中が続かないので 手早く絵をかくため このような雑な絵になります うまい人ならきれいにかけるのでしょうが… でも とても効果があるし これなら私もかける!と思っていただけると思いますので お試しください

これは振り返りの紙芝居だと思ってください

ただし 紙芝居と違うのは 提示する順番です

今の現状 つまり包帯を巻いているところです 一緒に実物を確認できるのは 今の状態しかないからです 添付の画像では 一番左端が一番最初です

包帯巻いてるね 親指は痛かったね

どうして けがしちゃったのかな?

とインタビューしながら ←(矢印のマーク)をかきます

そして 包帯を巻く前は どんなことがあったんだっけ?とインタビューしながら 聞いた話を また絵にかいていきます

そうだね お友達のハサミで けがしたね 痛かったね…

またまた←(矢印のマーク)をかきます

お友達が ハサミを使っているところに 手を出しちゃったから けがしたんだね

だから お友達がハサミを使っているときは 手を出すのは やめようね

今回の画像にはかいていませんが これはやめようねという部分には 絵に大きく✖(バツ)の印もつけます

ワンシーンずつのコマ送りで時間をさかのぼるのを←で表す

一番 大事なことは 絵そのものよりも実は←です

←で 物事のつながりを意識させます

どうして今の状況になったのか=今のすぐ前にはどんなことがあったのか

それを子どもに聞いていきます

子どもは 質問されると一生懸命に思い出そうとしますから 自分で考えることになります

最後に 紙芝居がどんなストーリーになっていたか ←を間において全部の絵を並べてみると 子どもにもストーリーを視覚的に示すことができます

お子さんと振り返りをするときには とてもおすすめの方法だと思います

著者
きくちゃんと

きくちゃんと

小学校長を定年退職したのを機に きくち子どもすくすく相談室を起業しました。 幼稚園の保育コンサルタントとして活動中です。 不登校や発達障害の子どもさんや保護者の方々とかかわってきました。 専門は聴覚障害児や言語障害児の教育でした。 子育てに関するトータルサポートをいたします。 まずはご相談ください。

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