しつけをするってどうすればいいの
しつけをするってどうすればいい?

YouTubeのチャンネル登録をして拝見している動画がいろいろあります 自閉症のお子さんの日常の姿や子育ての苦労について勉強できるし それよりも お子さんの姿がとてもかわいらしくて 見守るご両親の温かさ 人間としての大きさに自分の気持ちまで温かくしてもらえるので 毎日の楽しみになりました

その中の一つ トモくんちゃんぬーを見ていたら 視聴者の方からしつけについての相談がありました

私は教員として勤務した二つ目の学校は 養護学校でした 別の記事で 写真を子どもたちに教えていたことを書いた その学校です

当時の教え子で 自閉症のお子さん(もう40代半ばですが)のご両親と今でもたまにやりとりをしています その子をA君と呼ぶことにします

家庭訪問の時期にA君の家にお邪魔したとき

お茶とおいしそうなお菓子が出されました

A君は しきりに 「カズノリ先生 食べるの!」と 私に食べるように勧めてきます

それでも遠慮していると まだA君はなんとか私に食べさせようとします

お母さんの解説は お客様が手を付けないと自分が食べられないからですよ Aは自分が早く食べたいから先生に勧めているんですとのこと

このときA君は中学生

A君の姿は美しくてかわいらしかった

とても繊細で心優しかったA君 何か気になることがあると 両足で飛び上がって 大きく手をパンパンとたたく動作をしていました

おかあさんの帰りが遅くなるとき A君はお米をといでご飯が炊けるように炊飯器をセットすることもできるとのこと

おかあさんが いかにA君を大切に育てきちんとしつけをしてきたか 今でもその感動が心に残っています

しつけをしなければと意気込まなくても大丈夫

しつけをどうしようかという話題が出ているとき 考えたいことがあります

しつけというと どんな行動をイメージしているでしょうか

悪い行動をしたときに それをまず止める 叱る そして なぜ悪いのかを教える

これが しつけについて相談されるときに 想定されているように思います

そもそも しつけについて相談する方は お子さんの将来を考え 真摯に向き合い 愛情を注いでいるからこそ どうしたらいいのかと悩んでいるのだと思います

家から突然道路に飛び出していく そんな行動をしてしまうお子さんの命を守るため必死に知恵を絞りながら子育てをしてきた そのご両親が視聴者からの相談にのる言葉には 温かさと深さと重みがあります

A君のお母さんも 一生懸命に子どもに向き合ってきたから お客様より先にお菓子に手を出すような恥ずかしいことをしない 立派なA君になったのだと思います

ここで考えるべきは 見事にしつけられているお子さん そのご両親は 温かく深い愛情を注いで 真摯にお子さんと向き合っている その事実です

その親子の関係の中で 結果的に子どもが自分で世の中で大事なことを習得していったのだと私は思います

子どもが よい親子関係の中で 自分で身に付けた結果なのです

叱られたからできるようになったのではないのです

やめさせたい行動が 今 止められなくて なぜ してほしくないか その説明もうまく伝えられなくても お子さんに愛情を注ぎ 真摯に向き合っている そのことが ちゃんとしつけの土台となっています

親御さんの思いは 何かしらお子さんに届いているはずです 子どもは表現が下手なだけで 実はすごい力があるものです お子さんの力を信じましょう 自分たちの子どもなのですから

*今日もお読みいただきありがとうございます

*感想やメッセージ お問い合わせをお待ちしております メニューの お問い合わせはこちらからをご利用ください